【初心者向け】PHPの基礎を理解しよう

使い方さえ分かれば、コードの知識なしでもWebサイトが作れるWordPress

ですが、HTMLやCSS、PHPといったプログラミングの知識を持つことで、よりオリジナルで自由なWebサイト(ホームページ)を作ることができるようになります

ここでは、Webサイトに様々な機能をつけたりカスタマイズを可能にしたりするPHPでWordPressを編集する場面での、基礎知識や記述ルールなどをわかりやすく解説していきます

今回はPHPとはどのような言語なのかイメージをつかみましょう!

目次

 PHPとは

PHPはバックエンドで動作するプログラミング言語の1つで、Webアプリ開発によく使われています

  • フロントエンド=Webサイトやアプリのうち、目に見える部分
  • バックエンド=Webサイトやアプリのうち、目に見えない部分(ユーザーの個人情報などを保存するサーバー側)

HTML/CSSやJavaScriptでWebアプリの見た目部分を作り、PHPで目に見えない複雑な機能を作るイメージです

PHPの特徴

PHPの特徴は以下のとおりです

  1. 初学者でも比較的簡単に習得できる
  2. 求人数が多い
  3. 優れたフレームワークがある

初学者でも比較的簡単に習得できる

PHPはプログラミング言語の中でも文法(コードの書き方)がわかりやすいので、初学者の方でも比較的簡単に習得できます

また、プログラミング言語には変数、条件分岐、配列、関数など共通点が多いです。よって、JavaScriptを学習済みの方であればよりスムーズに習得できます

求人数が多い

PHPは求人数が多く、需要が高いプログラミング言語です。例えば在宅ワーカーと仕事発注者のマッチングサービス「クラウドワークス」では、2022年9月時点でPHPの求人数が約4100件あります

このようにPHPは求人数が多いので、習得すれば仕事を獲得しやすくなるという大きなメリットがあります

優れたフレームワークがある

フレームワークとは、よく使われる一連の機能をひとまとめにした枠組みのことです

PHPにはLaravelCakePHPといった優れたフレームワークがあります

  • Laravel:大規模なWebアプリ開発に向いている
  • CakePHP:シンプルかつ小・中規模のWebアプリ開発に向いている

PHPがWebアプリ開発を得意とする言語であることは前述のとおりですが、フレームワークを利用すればより効率的にWebアプリを開発できます

PHPでできること

PHPで実現できることはたくさんありますが、特によく使われる領域は以下の2つです。

  1. Webアプリの開発
  2. WordPressテーマの開発

Webアプリの開発

繰り返しになりますが、PHPはWebアプリの開発を得意とするプログラミング言語です

ここで、WebサイトとWebアプリの違いを確認しておきましょう。

  • Webサイト:企業の公式サイトなど、単に情報の提供を目的とするWebページの集まりのこと。ユーザーができることは基本的に閲覧のみである
  • Webアプリ:TwitterやAmazonなど、インターネットを利用してブラウザ上で操作するアプリのこと。アカウント登録やログイン、コメントの投稿、商品の購入など、ユーザーが閲覧以外の操作もできる

フロントエンド言語(HTML/CSS、JavaScript)のみだと基本的にWebサイトしか制作できませんが、PHPをはじめとするバックエンド言語を使うことで複雑な機能を持つWebアプリを開発できるようになります

HPは掲示板・問い合わせフォーム・ショッピングカートなど、動的なWebページの生成が必要なさまざまなアプリケーションで使われます

たとえば問い合わせフォームでユーザーが入力した内容やショッピングカートでユーザーが購入した商品の種類や数によって確認画面などで表示される内容が変わりますが、これらはPHPの処理によって実現するものです

WordPressテーマの開発

WordPressもPHPを用いた有名なアプリケーションで、Webサイトやブログを簡単に制作できるソフトウェアのことです

WordPressで作成されたWebページにユーザーがアクセスする度に、PHPがHTMLを生成して表示します。ユーザーが記事を投稿する度に新着記事として表示されたり、関連記事として紹介する記事が自動的に変更されたりといった処理もPHPによって可能となっているわけです


WordPressでは本体のプログラムだけでなくセットで使われるテーマ・プラグインなどもPHPで作成されているので、PHPを扱うことができればカスタマイズの幅が広がります。

PHPの書き方

PHPの書き方にはいくつかのルールがあります。基本的なルールは以下のとおりです

  • PHPタグ(<?php ~ ?>)の中にコードを書く
  • 文末にセミコロンをつける
  • 1行コメントは行頭に//、複数行コメントは/*と*/で囲む

これらのルールを守らないと正しく動作しないので、しっかりと覚えておきましょう

PHPタグ(<?php ~ ?>)の中にコードを書く

PHPのコードは、以下のようにPHPタグ(<?php ~ ?>)の中に書くのがルールです。<?phpを開始タグ、?>を終了タグといいます

  • <?php
  • // ここにPHPのコードを書きます
  • ?>

文末にセミコロンをつける

JavaScriptと同じように、PHPの文末には以下のように;(セミコロン)をつけます。これは文の終わりを意味しています

  • <?php
  • echo ‘こんにちは!’;
  • ?>

文末にセミコロンをつけ忘れると正しく動作しないので、必ずつけるようにしましょう

1行コメントは行頭に//、複数行コメントは/*と*/で囲む

コメントもJavaScriptと同じルールです。1行コメントは行頭に//、複数行コメントは/**/で囲みます

  1. <?php
  2. $num = 50;
  3. // もし変数$numが10より大きいならば、「変数$numは10より大きいです」という文字列を出力する
  4. if ($num > 10) {
  5. echo ‘変数$numは10より大きいです’;
  6. }
  7. ?>

なお、以下のショートカットキーを使えば簡単にコメントを書けるので試してみてください。

  • Windows:Ctrl + /
  • Mac:command + /

基本的な関数の作り方

PHPでは次のように関数を作成して実行します

  1. <?php
  2.  // test_function という名前の関数を作成
  3.  function test_function() {
  4.  
  5.  }
  6.  
  7.  // test_function という関数を実行
  8.  test_function();
  9. ?>

PHPの基本構文について

PHPの基本構文を2点紹介します

if構文

if構文は「もし~なら~する」といった条件分岐を表す際に使用する構文です

書き方は以下になります

  1. if (条件式) {
  2. 条件が成り立つときの処理
  3. }

条件に合わせて処理を分岐させられるのがifです

if () {} else {} で表記します。else ifを使って条件を増やしたり、ifを入れ子にして複雑な条件に対応したりといろいろな処理に使えます

以下は、$numが5より上の場合とそれ以外で条件分岐しているコードです。

  1. <php
  2. $num = 10;
  3. if(num > 5){
  4. echo”Over 5″;
  5. }
  6. ?php>

$num > 5の部分が条件式です。この例ではif文の前に$num = 10;と記述しているため、$num > 5という条件が成り立ち(TRUEが返され)、「Over 5」という文字列が出力されます

while/for/foreach構文

PHPの代表的な繰り返し処理はfor文、while文、foreach文の3つです

使い分け方は以下のとおりです

 構文   使うケース
for文繰り返す回数があらかじめわかっている場合1~10までの数字を順番に表示する
while文繰り返す回数があらかじめわからない場合サイコロで6の目が出るまで繰り返す
foreach文配列連想配列に対して繰り返し処理を行いたい場合配列の中に入っている都道府県の名前を順番に取り出し、フォームのセレクトボックスに表示する

for

for文は、「決まった回数」同じ処理を繰り返し行いたいときによく使われます。

for文の書き方は以下の通りです

  1. for (カウンタ変数の初期値; 条件式; カウンタ変数の増減値) {
  2. カウンタ変数が決まった値になるまで繰り返す処理
  3. }

丸括弧()内のコードはセミコロン;で区切ります。ただし、丸括弧()内3つ目の「カウンタ変数の増減値」のあとには不要です

使用例は以下になります

  1. <?php
  2. for ($i = 1; $i <= 10; $i += 1) {
  3. echo $i;
  4. }
  5. ?>

丸括弧()内のコードを分解すると、以下のとおりです。

  • $i = 1:カウンタ変数の初期値(カウンタ変数$iに初期値を代入する)
  • $i <= 10:条件式(カウンタ変数$iの値が10以下のときにTRUEを返す)
  • $i += 1:カウンタ変数の増減値(処理を繰り返すごとに、カウンタ変数$i1を加算する)

つまり、上記のコードはカウンタ変数$i1からスタートし、処理を繰り返すごとに1ずつ加算されていきます。そして、カウンタ変数$i10より大きくなる(条件式$i <= 10FALSEになる)と、繰り返し処理が終了します

while

条件を満たす限り繰り返しの処理を行うのがwhileです。while () {} で表記をしていきます。条件にしている値を増やすか減らすかする処理を入れないと、無限に回っていくコードなので、ループに注意しましょう。サンプルは$numが0から始まり、10未満の間ループします

書き方は以下になります

  1. while (条件式) {
  2. 条件を満たしている間、繰り返す処理
  3. }

使用例を書いていきます

  1. <?php
  2. // 変数$numに0~4までのランダムな整数を代入する
  3. $num = mt_rand(0, 4);
  4. // 変数$numの値が0以外である間、変数$numの値を出力し続ける
  5. while ($num !== 0) {
  6. $num = mt_rand(0, 4);
  7. echo $num;
  8. }
  9. ?>

では、while文の使用例を見てみましょう。以下の$num !== 0の部分が条件式で、変数$numの値が0以外のときにTRUEを返します。つまり以下の例では、変数$numの値が0以外である間、同じ処理が繰り返し行われます

foreach

foreach文を使えば、配列連想配列に対して繰り返し処理を行うことができます。foreach文は配列や連想配列の各要素を順番に取り出すので、「繰り返し処理の回数=配列や連想配列の要素数」となります。

  1. <?php
  2. $user_names = [‘太郎’, ‘一郎’, ‘二郎’, ‘三郎’, ‘四郎’];
  3. // 配列$user_namesの要素を1つずつ順番に出力する
  4. foreach ($user_names as $user_name) {
  5. echo $user_name;
  6. }
  7. ?>

foreach文の丸括弧()内に記述された$user_names as $user_nameに注目してください。それぞれの意味は以下のとおりです。

  • $user_names:要素を取り出す配列名
  • $user_name:取り出した要素を代入する変数名

取り出した要素を代入する変数名は何でもよいのですが、一般的には配列名の単数形にすることが多いです。なお、この変数には配列から取り出した要素が順番に代入されます

まとめ

PHPの基礎は理解できたでしょうか??

PHPはさまざまな場面で利用されているため、習得できればキャリアの幅を広げることができます。細かい業務仕様は違えど、Webで構築されているシステムは多く、それらすべてが仕事の対象範囲となります

PHPについては基本的なことを一つひとつ紐解いて勉強していくと実際はそれほど難しくはありません

実行環境が用意しやすく、独学でも習得しやすい言語なので、粘り強く勉強を続けることが重要です

引き続き皆さん頑張りましょう!

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この記事を書いた人

バーテンダー→1部上場企業→フリーランス。フリーランスで月収100万円をかなえるために全力で駆け抜けています
実体験をもとに日々のWEB制作の記録を発信していきます
まだまだなのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします

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